日本のマチュピチュ:竹田城へ行く。

2016年の秋に行って来た竹田城跡のレポートです。

今更感がとても強いですが日本のマチュピチュと言われるだけあって、最高の絶景が待っていましたよ。

竹田城跡のプロフィールはこちら。

城郭構造 梯郭式山城
天守構造 不明(天守台有り)
築城主 山名宗全(伝承)
築城年 1431年(永享3年)(伝承)
主な改修者 羽柴秀長、赤松広秀(斎村政広)
主な城主 太田垣氏、羽柴秀長、桑山重晴、赤松広秀
廃城年 1600年(慶長5年)
遺構 石垣、堀、井戸など
指定文化財 国の指定史跡

公式ホームページ



最後の城主である赤松広秀が関ヶ原の戦いでは西軍に加勢。東軍に負けた結果、廃城になってしまったようです。

関ヶ原生まれの身としては何かゆかりを感じます。

 

折角なら雲海が見たい

まず12月あたりから2月までは積雪があり城跡がある虎臥山への立ち入りが危険とのこと。

2月は入山自体が禁止になるようだ。12月も雪が降ると入山規制がかかるらしい。詳しくは朝来市の公式ホームページを参考にして下さい。

雲海のベストシーズンは11月下旬〜12月上旬。僕が行ったのは10月ですが時間が良かったのか最高の雲海でした。

時間は明け方から午前8時頃までが良い時合いのようです。運がとても大切です。

 

最も急登だが山頂までの最短ルート

名古屋から車で朝来市に向かいます。

舞鶴若狭自動車が完成したので名古屋から北陸経由で向かいました。

無料の駐車場がいくつかありますが、今回は時間が押せ押せの状況。

もっとも急登ですが最短ルートの「駅裏登山道」から登るべく、「竹田まちなか観光駐車場」に停めさせてもらいました。

朝の6時くらいに到着したので駐車場はまだ空きがありましたが、続々と車が集結していたのでもう少し遅いと埋まってしまっていたかも。「駅裏登山道」だと30分から40分で竹田城跡まで行ける予定です。

こちらが「竹田まちなか観光駐車場」です。既に朝の6時から多くの登山客の方が。

ここから「駅裏登山道」までの道を歩きますが住宅街ですので静かに移動しましょう。

綺麗に整備されていて時間的にまだオープンしていませんが、カフェや本屋さんもありました。

観光しやすいようにしっかり整備されてます。

この時点で6時30分くらいでしたが山の方は霧がかっており雲海に期待が持てます。

 

踏切を渡って駅の裏側へ周ります。ちなみに駅の裏側に周る為には踏切を越えねばならず、迷子になりました。

登山口は駅のすぐ裏だったので駅の方から行けると思っちゃってました。

皆さんは駅まで行かずに地図を見て踏切を探して駅の向こう側に周って下さい。

駐車場から登山口への行き方です。

そして登山口はこちら。この時間は確実ではないのでしっかりとネットで確認をしてから入山して下さいね。

看板にもありますが途中の料金所にて観覧料を支払う必要がありますが、駐車場も無料ですし良心的な値段です。




登山の始まり

登山道はこんな感じ!今回、低山だったので正直服装を舐めてました。

山頂との気温差はそこまで無いモノのせめて靴だけは登山用のしっかりしたものをチョイスするべきです。

スニーカーでも大丈夫だと思いますが手のひらサイズの岩が多いので丈夫なものが良いですよ。

登山口直ぐには何やら看板が。登山口近辺には、お屋敷があったようです。

お城にお勤めする家臣たちの家があったようですね。当時の家臣たちもこの駅裏登山道からお城に向かって行ったとのこと。

今は広場のようになっており何もありませんが当時の生活を創造しながら登って行きます。

途中にも開閉の柵があり、こちらにも案内の看板がありました。

登って行きますが、さすが最短ルートのコース。急登とカーブの連続で疲れが溜まるのが早い。

ところどころで休憩しながら登って行きますが、僕たち以外に登ってくる人も降りてくる人もいませんでした。

晴れ間も見えてきて、時間はこの時点で7時。早くしないと雲海が消えてしまうかもしれません。

急いでグハグハ登って行きます。途中で地元のおじさんが登ってきました。

話を聞いてみるとなんと毎日この道を山頂まで登山しているとのこと!

元気過ぎです!年を伺ったら70代とのことで、僕たちよりも軽い足取りでドンドン登って行かれました。

子供のころからこの道を登って遊んでいたそうです。凄い。

登り始めて30分。雲海よりも上に来ました。が、この時点で雲海が危ない!!

まだ料金所にも出ていないので薄れてきたこのタイミングはマズイ!

そして登山道が終わって料金所のある場所ま来ました!!かなり高いところまできたようです。

大人一人で500円を支払い城跡に続く道へ入って行きます。ここまでいい感じに木が茂っていて雲海はお預けの状態です。

なおさら城跡に上るのが楽しみですね。

 

いざ城跡へ。雲海を見る。

遂に石垣が見えてきました!かなり休憩したので登るのに50分くらい掛かってしまいました。

標高354m!遂に武田城跡に入ります!

木々は下界よりも紅葉しています。城跡のいたるところに植樹されていました。

 

しかしここまでどうやってこの石を運んだろう。。。山城なのに凄く立派な石垣です。

帰宅後調べてみたところ、近場にある生野銀山が当時発掘されて、

そこがお財布となりこのような大規模な築城が可能になったそうです。

城主であった赤松広秀だけで築城できる規模ではなく、時の権力者である豊臣秀吉が主導した

国家プロジェクトだったのではないかという見方もあるそうですよ。

そして遂に雲海です!!!

凄い!!周りの山も低いため、360°!アラウンドビューで雲海が楽しめます!

上空は曇りにも関わらず、綺麗に遠くの稜線が見えます。

霧が山の下に沈み込んでまるで雲の上の世界。標高350mとは思えない絶景です。

創造の10倍は綺麗でした。早起きしてでも絶対に雲海の時期に来るべきです。

これは遠くから来たかいがありました。気温もそこまで寒く無く快適に散策できました。

城跡からは城下町だった和田山町が見えます。

そして時刻は午前8時を過ぎると急激に霧が晴れ始めました。

雲海が一気に消えていきます。これは公式ホームページでも案内がありましたが8時までが見ごろというのは本当の様です。

行かれる方は7時までには登って下さい。

城跡を1時間かけてゆっくり一周しました。

散策道が整備されていて安全に見て回ることができました。雲海が消えても眺めは抜群です。




下山

9時過ぎに下山しましたが雲海は消えて無くなり、気温も上がってきました。

今回の旅は最高の時間を過ごせました。名古屋からだと4時間ほどかかりましたが来る価値ありの場所です。

なにより大人500円という良心的な価格でこの観光地を維持されていることが凄い。

必需品としては防寒具だろうか。10月とはいえ、早朝はとにかく動かないと寒い。登っている途中は暑いくらいだがレイヤードファッションを基本にして山頂では防寒は必須だと思います。

靴は間違いなく登山用が無難です。軽量のスニーカーだと足裏が痛いかも。

あとは霧の濃い日はレインウェアが必須とのこと。

たちまち全身ビショビショになってしまうほど濃い霧が発生することもあるようです。

 

しかし大満足の絶景でした!また近いうち行こうかな。

車があれば神戸からも近いと思います。神戸観光のついでにいかがでしょうか。